かつて、種子島 全島で300軒以上あった砂糖小屋。
機械で大量生産が可能な大規模工場ができ始めると、
次第に姿を消し、現在は2か所のみに。
当プロジェクトは移住者が中心となって
先輩方からサトウキビ栽培を学び
伝統製法を次世代へつなぐ黒糖職人を目指す。
植物の北限と南限が交差する種子島。
この島では路地でバナナやマンゴーなどの
南国の作物が育つ一方で、
コシヒカリやお茶などの作物も育ちます。
近年では安納芋が有名ですが、
基幹作物であるサトウキビや日本一早い一番茶、
日本一のフリージアの球根生産地、
ポンカンやタンカン、パッションフルーツなど、
肥沃な農地と温暖な気候を活かした農業が
盛んで実り豊かな島です。
また、種子島はその自然環境と立地から
ヨガやサーフィンの聖地とされ、
オーガニックな移住者が多く集まっています。
自然豊かな島「たねがしま」。
この地の北部からあついあつい思いが
立ち上がりました。
日本では17世紀初頭、沖縄にて
黒糖が生産されたと言われています。
種子島においては1825年に
サトウキビが栽培され、
黒糖作りがスタート。
かつては、集落内の数軒が協力して
サトウキビ栽培〜製糖までを行う砂糖小屋が
種子島 全島で300軒以上ありました。
しかし、昭和30年(1955)代頃から
機械で大量生産が可能な大規模工場ができ、
これまでの砂糖小屋が次第に
姿を消してゆきました。
種子島では、お茶請けや農作業の休憩などに、
黒糖を小粒にカットして
2〜3粒をそのまま食べる習慣があります。
先輩方は黒糖を食べることで
疲れが取れることを知っています。
また、ミネラルの塊である黒糖には
・足のつり予防、脱水症予防、運動後の疲労回復
・仕事、勉強疲れの脳疲労回復
・貧血予防、高血圧予防など
嬉しい効能があります。
まさに、黒糖は美味しい「サプリメント」。
黒糖に含まれるミネラル成分 *
・カリウム(脱水症予防、高血圧予防など)
・カルシウム(動脈硬化予防、糖尿病予防など)
・鉄(貧血予防、疲労回復、コラーゲンの生成など)
・亜鉛(免疫機能障害改善、ホルモンバランスの調整など)
(* 出典1〜9参照:ページ最下部に記載)
黒糖「ゆめのたね」プロジェクト
代表 矢吹 淳 / 福島県いわき市出身
おげんき工房 わっはっは 代表
東日本大震災後、父親と家族3代で種子島に移住。
2017年からサトウキビ栽培、黒糖作りの現場に
参加しました。
先輩方は私たちを本当の家族のように
大切にしてくださり、
サトウキビ栽培のノウハウや
伝統製法の歴史・技術を
たくさん教えてくださりました。
黒糖作りの頭領見習いとなって今年で8年目。
まだまだ上手にできず、学ぶことが多いです。
ミネラル成分が豊富で
自然の甘みが美味しい黒糖。
昔ながらの手作りの味を
たくさんの人に知ってもらいたい。
先輩方の技術を引き継ぎ
次の世代を担う" 未来のたね "を育みたい。
大好きな種子島、先輩方へ
恩返しがしたい。
それが僕の原動力です。
黒糖「ゆめのたね」プロジェクト
山口 純平 / 京都府京都市出身
Social Design Works 代表
2017年に種子島へ移住。
撮影、空撮、動画制作、ホームページ管理など、
Web関連の仕事を担当しています。
HP制作を通じてゆめのたねメンバーと出会い、
彼らが生き生きと楽しく、
誇り高く活動している姿を見て、
「実際に現場へ参加したい」と決意!
2025年シーズンから
サトウキビ収穫〜黒糖作り〜販売に参加しました。
大地に立って風を感じ、
土の匂いと鼓動を感じ、
情熱を注いで伝統の黒糖を作る幸せな時間。
自然の中にいることが大好きな僕にとって
こんなに楽しい生き方はない!と心から思いました。
種子島の先輩方、ゆめのたねメンバーから
サトウキビ栽培・黒糖作りのノウハウを勉強し、
その喜びや感動、物語を伝承できるよう、日々活動しています。
自由で生きがいのある
ライフスタイルを発信することで、
『大好きな種子島をもっと盛り上げたい!』
『自分の好きなことができる人を増やしたい!』
『平和な社会・コミュニティを創りたい!』
それが僕の目指すヴィジョンです!
日本では17世紀初頭に初めて
沖縄で黒糖が生産されたと言われています。
種子島では1825年にサトウキビが栽培され、
黒糖作りがスタート。
かつては、集落の数軒が協力して
サトウキビ栽培〜製糖までを行う砂糖小屋が
種子島全島で300軒以上ありました。
しかし、昭和30年(1955)代頃から
機械で大量生産が可能な大規模工場ができ、
これまでの砂糖小屋が次第に姿を消しました。
現在、職人たちの熟練した技による
伝統的な製法で作られているのは、
世界中で種子島のみですが、後継者不足等の問題により
存続の危機にあります。
私たちは、地元の先輩方から歴史と技術を学び
これまでの伝統と誇りを継承するでだけでなく
サトウキビ栽培〜黒糖作り〜販売を通した
6次産業化のモデルを種子島で築くことで
若者が農業に取り組みやすい基盤づくりや農家の所得向上、
さらには農業・黒糖作りをベースとした
楽しく、やりがいのあるライフスタイルの創出を目指しています。
プロジェクト名 |
種子島黒糖「ゆめのたね」プロジェクト(任意団体) |
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代表者役名・氏名 |
代表 矢吹 淳 |
連絡先 | Mail: kokutou.yumenotane@gmail.com |
目的 |
当プロジェクトは、種子島を愛する移住者が中心となり、 独特の気候風土に根差した食文化の伝統である 「サトウキビ栽培〜黒糖生産〜販売」を 地元の先輩方から学び、一緒に行う中で その歴史と技術、生き方を次世代へ継承してゆく。 黒糖を通じた6次産業に取り組む中で 自然環境を守り、共存しながら種子島が世界中のモデルとなる 「人間的で平和な未来のユートピア創造」を目指す。 (1)「サトウキビの有機栽培」による自然環境の保全と共存、有機農業推進 (2)伝統製法「三段登窯 舟形鉄平窯 連続製法」の継承と次世代への教育活動 (3)6次産業化による雇用の創出と若者の育成 (4)半農半Xによる「自由なライフスタイルの発信と創造」 (5)種子島が世界中のモデルとなる「平和な未来のユートピア創造」 |
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出典1 |
日本食品標準成分表2015年版(七訂) 第2章 日本食品標準成分表 「3 砂糖及び甘味類」 文部科学省 |
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出典2 |
eヘルスネット カリウム 厚生労働省 |
出典3 |
栄養素の説明 - ミネラル カリウム 一般社団法人 オーソモレキュラー 栄養医学研究所 |
出典4 |
eヘルスネット カルシウム 厚生労働省 |
出典5 |
栄養素の説明 - ミネラル カルシウム 一般社団法人 オーソモレキュラー 栄養医学研究所 |
出典6 |
eヘルスネット 鉄 厚生労働省 |
出典7 |
栄養素の説明 - ミネラル 鉄 一般社団法人 オーソモレキュラー 栄養医学研究所 |
出典8 |
栄養素の説明 - ミネラル 亜鉛 一般社団法人 オーソモレキュラー 栄養医学研究所 |
出典9 |
日本人の食事摂取基準(2020年版) 策定検討会報告書 ミネラル(微量ミネラル) 厚生労働省 |
出典10 |
未来医療型を目指す 医療法人ブックス BOOCSクリニック福岡 https://www.boocsclinic.com/fukuoka/s-diet/index4.html |
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